困った時に助けてくれる人について

困った時に助けてくれる人って私の場合、お母さんだったんだ。
学生の時も、社会人になってからも、いつも味方でいてくれて、困った時に助けてくれる人だった。
大学の先輩から勧誘された妙な新興宗教にハマりそうになった時も、必死になって助けてくれたし・・・詐欺に合いそうになった時も、守ってくれた。
友達と色々あって落ち込んでた時も、励ましてくれて、いつもいつも私の味方で、困った時には助けてくれる人、私の守護神みたいな人だったんだよ。
大人になっても「お母さん、大好き」なんてちょっと恥ずかしいけど、すごく感謝してたし、尊敬もしてたんだ。
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去年、その母が亡くなって、もうどうしていいかいまだに分からないの。
父は早く納骨しないとって急かすんだけど、私はどうしてもお骨をお墓に入れることができなくて、いまだに家に骨壷がある状態。
「仏さんも早く納骨しないと休まらないから」って父は言うんだけどさ・・・私はそんなに切り替え早く出来ないよ。
それに、困った時に助けてくれる人がもういない、なんて思いたくないじゃない？
せめて、骨だけでもそばに置きたいって思うじゃない？
最近、亡くなった人の骨を加工してアクセサリーにするってやつがあるでしょ？
父にそれを相談したら「骨でそんなアクセサリーなんてやめなさい」ってちょっと怒られた。
あー。母がいないってこういうことなんだなって思ったんだ。
誰も理解してくれない、分かってくれない。困った時に助けてくれる人がいるってめったにないこと。
母の存在だけが特別だったんだってこと。
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